#今週のお題「買ってよかった2021」
突然ですが、見に行ってきました呪術廻戦0。
今回はお題は買ってよかったなので、呪術廻戦0の映画チケットという事になります。そこそこ強引な展開と思われるかもしれませんが、ポスト鬼滅とまで言わしめた本作品、2クール終えたところで映画化した内容がスピンオフかよ、という事で見に行くか最後まで迷った作品。ですが、結果見に行って本当に良かった、今回はそんなお話です。
本作品を見る前に
上映時間など
本作品の上映時間は105分。シン・エヴァンゲリオンなど上映前のCMも含めると3時間近くに及ぶものも出始めた中では、それほどの覚悟を以て挑む時間ではなさそうです。ただコロナ自粛の影響もあってかCMの時間はますます長くなる傾向にあるようで、今回確認した限りで上映開始と銘打たれたのが9時15分、実際に上映が始まったのが9時30分。上映する館によって違いはあるのかもしれませんが、いよいよ本編の時間を確認した上で何時に会場入りするのがよいのか逆算する必要が出てきたかもしれません。
予習は必要?
今回僕が挑んだ際の前知識はこんな感じ。
- コミックス・・・17巻まで完読
- ア ニ メ・・・26話まで
- 0 巻・・・未読
アニメの進行状況は26話と7巻が大体同じくらいなので、このどちらかがあれば問題なしです。物語は本編主人公『虎杖悠仁』達、現1年生が入学する一年前のお話で、現2年生と乙骨が同級生であるという設定がわかればOKです。
予習ならU-next、ネットフリックス、Huluなど大抵のVODで取扱いがあるので、正味どれを選んでも問題なく視聴は可能です。
ネタバレを含む感想
不満な点はただ一つだけ。五条悟の目隠しはなぜ白、というか見る限りただの白い包帯を巻いているだけ設定にすげ変わっている点。
見る限り理由や原因に言及している点は全くなかったので、ただただ黒い目隠しが白いただの包帯に変わってしまっただけで、見る都度違和感しかなかったところを考えるとそれだけが心残りでした。
裏を返せばそのほかは文句なし。本作の主人公は乙骨憂太、本編で封印された五条悟に次ぐ実力者としてこれから物語の重要な位置づけになってくるだろうキーパーソン。
今回はその特異な能力がどんなもので、どれだけ乙骨憂太がチートなのかといういわば自己紹介編と言えます。本編からすればスピンオフですが、見終わってからわかる、というか初めから理解している事が前提で進むいわば大事な前提のお話です。
本編では頼れる先輩となった禪院真希、パンダ先輩もまだ一年生。真希先輩なんかは今時ルーズソックスを履いたりと、ちょっと初々しい感じが見れて斬新です。
前半は特級過呪怨霊と化してしまった恋人(?)だった折本里香に取り憑かれた乙骨憂太がその身に余る力に翻弄されながらその力に折り合いをつけつつ、同級生と交流を深めていくお話。
普段おにぎりの具しか発言しない狗巻棘先輩がまだ初々しく、それだけでキュンキュンしてしまう諸氏も多いかもしれませんが、呪言というぱっと見最強スキルを持つ狗巻の活躍が存分に楽しめるというのも本作の見どころの一つです。
後半は東京・京都で同時発生した百鬼夜行の騒動に乗じて、折本里香を奪おうとする夏油傑(げとうすぐる)との最終決戦。
夏油傑とのラストの一撃は、自分の全てを捧げるので力を貸してほしいと告げ、折本里香と心を通じ合わせるシーンは感極まってしまう人も多いかもしれません。
あと、乙骨憂太の声優担当は緒方恵美さん、エヴァンゲリオンの碇シンジ君でも有名な人です。折本里香の影響で自分に悪意を持つ人間全員が葬られてきた様を目の当たりにしてきた乙骨憂太の姿は碇シンジ君とモロ被り。もはや狙っているとしか思えないこのキャラ被りのせいもあって、このややこしいキャラ設定も抵抗なく受け入れる土壌が出来ます。
まとめ
今回はこれで以上です。
スピンオフ的なポジションの作品なので当然、呪術廻戦の世界観をわかっているのが前提のお話になってきます。なので、本編自体の予習は必要ですが選択が可能なら0巻は読まずに行くことをおすすめします。