なんかたま~にですが、思いっきり泣きたくなるときってないですか。別に病んでるとか、精神科とかそういうお話じゃありません。思いっきり焼肉を食べたいとか、カラオケで思いっきり歌いたいとか、そして思いっきり泣きたい時、そんなときにぴったりなのが今回ご紹介するangelbeats!!です。
作品概要
- 原作者:麻枝准
- 放送期間: 2010年4月2日 – 6月25日
ゲームメーカーのKey、アニメ制作会社のアニプレックスとP.A.WORKS、電撃G’s magazineというそうそうたるメンバーがタッグを組んだ共同プロジェクトです。
keyと言えば、kanon、airなどPCゲームを原作とした名作が多い印象ですが、これはアニメ発信、その後、PCゲーム(全年齢)、コミックス、小説と色んなジャンルで人気を博した作品です。
あらすじ
主人公音無は目覚めると記憶がなかった。目の前にはライフルを構える女子校生、ユリと名乗るその女の子はその銃口で別の女子校生を捉えながら『死んでたまるか戦線』への入隊を迫る。
ここは死後の世界、何らかの悔いを残して亡くなってしまった者たちが集まり、仲間たちと一緒に必死でその理不尽な運命に抗いながらその心の隙間を埋めていく、そんな笑いと感動に満ち溢れたストーリーです。
おすすめポイント
keyのストーリーは突然変わる
なるべくネタバレを含まないように書くよう心掛けているので詳述は避けますが、この作品の原作者は麻枝准。kanon、AIR、CLANNADなどkeyを代表するゲームの原作者であると同時に『泣けるアダルトゲーム』というよくわからない新しいジャンルを切り拓いた先駆者と言われている人物です。
その特徴は一言で言うなら急な変化、前半の何気ないストーリーやギャグ展開で物語に没頭させ、そしてガラリと、そして急に変わるストーリーに見ている側はついていくのがやっとで、目まぐるしく進む中で感動させられていく。そういった流れはこのangelbeats!!でもやっぱり健在で、見ているといつの間にかストーリーに夢中になり、後半は泣きっぱなし(人によります)になっている事請け合いです。
各キャラクターへ感情移入
物語の舞台は全寮制のマンモス高校。死んでたまるか戦線メンバーは他の一般生徒と一緒に学園生活を送っている訳ですが、学校なので伝わってくるテーマは卒業。
全13話なので全員がショーアップされる訳ではありませんが、後半スポットを当てられる各キャラクターそれぞれが、心残りを解消していく中で一人一人卒業していく。
悔いを残して死にきれずにこの世界に来た訳ですから、それぞれそれなりに重い理由を持っている訳ですが、仲間とのふれあいを通して卒業していくシーンは毎話泣けます。
angelbeats!!見るなら
angelbeats!!の放映は10年前と言えどまだまだ人気は根強いようで、アニメ系に強いVODでは取扱いがあるようです。確認した限り、U-NEXT、HULU、dアニメストアで視聴可能。
料金だけ考えれば手軽に見れるのはdアニメストア、次いでhuluですが、全体的な取扱い作品数の多さはU-nextがダントツです。
と言ってもとりあえず見てみないとわかんないですよね、とりあえず試しに登録してみて見たい作品があるのか見ながら確認するのもありです。