11月から12月にかけて仙台市内の女性が、警察官などを名乗る男女から事件に関与しているなどと言われ、金塊およそ2億円相当と現金およそ1000万円をだまし取られました。警察によりますと、11月18日、仙台市青葉区に住む70代の無職の女性のもとに「東北通信基盤局」と名乗る女と警察官を装う男から自宅の固定電話に電話があり、「マネーロンダリンググループの男を捕まえ、家宅捜索であなたのキャッシュカードも出てきた。リーダーの男があなたに報酬を渡したと供述している」などと言われました。さらに、SNSのメッセージで守秘義務命令書などの写真が送られてきて、「身の潔白を証明する方法として、資金調査というものがある」などと言われました。この話を信じた女性は、所有していた金塊の提出や現金の振り込みを要求され、仙台市内で時価およそ2億円の金塊を渡しました。また、現金およそ1000万円を指定された口座に振り込みました。この後、インターネットで同じような被害の記事を見つけたことで被害に気付きました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。警察によりますと2011年1月以降に県内で発生した特殊詐欺事件の被害額としては最高だということです。
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