立憲・野田代表「200億円見直すべき」 予算委で「高額療養費制度」など石破首相と修正めぐり激論

衆議院予算委員会では、石破首相と立憲民主党の野田代表が予算案の修正について議論し、石破首相は「高額療養費制度」の上限額を引き上げる方針の一部修正を表明しました。

国会記者会館から、フジテレビ政治部・伊地知英志記者が中継でお伝えします。

委員会で野田代表は、予算案の修正の1つとして、高額療養費制度について長期に療養を受ける人を対象とした一部修正ではなく、見直し自体を凍結すべきだと迫りました。

立憲民主党・野田代表:
当事者である皆さんの意見を聞かずに、こんな大事な政策を決めるなんてことはあってはならない。一部修正ではなくて凍結をし、これに関わる予算200億円を見直すべき。

石破首相:
私どもとして本当に困っておられる方々、この場でいろいろなお声も聞かせていただきました。そういうことも踏まえまして、政府で誠心誠意対応したのが今回の結論でございます。

石破首相はその上で、「高額療養費制度」について長期に治療する人の上限額引き上げを当面見送る方針を表明する一方、現役世代を含む保険料負担の増加を防ぐため見直しの「凍結」は否定しました。

一方、野田氏はガソリン税の暫定税率の廃止や学校給食の無償化など、立憲民主党がまとめた案を次々と示し、予算案の修正を迫りました。

17日の委員会では、森友学園の公文書改ざん問題も議題になり、自殺した財務省職員・赤木俊夫さんの妻・雅子さんが傍聴に臨んでいます。

FNNプライムオンライン
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