17日投開票の兵庫県知事選で再選した斎藤元彦知事は19日午後、就任会見を行った。記者から、兵庫県庁舎を巡り、知事失職時に職務を代行した服部洋平副知事が「職員の出勤率の概念を取り払い、必要な人員を収容できる新庁舎建設を前提に検討する」という方針を示したことについて問われ、斎藤知事は「1000億の建設費の計画は白紙撤回している」と改めて明言した。新たな県庁舎については「スリムでコンパクトな庁舎を目指していく」とし、有識者会議で議論を重ねて決定すると述べた。また、「4割出勤や庁舎建設には賛成しているのか」と問われると、耐震性の不足を踏まえつつ必要な庁舎建設について議論を進める意向を示した。
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