中国では政府が9月下旬に景気刺激策を打ち出してから、ひと月が過ぎました。株価はこの間、乱高下しましたが一部の個人投資家の間では、株式への関心が再び高まっています。
中国当局は9月24日に会見を開いて以降、立て続けに景気刺激策を発表しています。
この動きを受け、代表的な株価指数の「上海総合指数」は半月後までにはおよそ27%上がりました。
しかし、その後は下落し、ひと月後の10月24日の総合指数は当初より19%の上昇となっています。
株価が動くなか、市民の間では投資への関心が高まっています。株の愛好家の集まりでは…。
株愛好家
「(株の高騰で)そりゃ、皆もうかっただろう。もうけが多いか少ないかの問題だよ。(私は)きのう買って、きょう手放した。少しもうければいい」
投資を始めた人
「きょう口座を開いたばかりで、実際に取引ができるのはあしたから。日常に少し刺激が加わって、株価の上下に感情が揺れ動くのも悪くないです」
中国メディアによりますと、同じように口座を開設する人や、株取引のアプリを使い始める人が9月以降、急増しているということです。
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